可愛い!新生児の原始反射とは
「原始反射」とは?
原始反射は、さまざまな刺激によって無意識的に反応する反射動作のことで、赤ちゃんがお母さんのお腹の外の環境に適応して生きていくために必要な機能です。生まれつき備わっている能力であり、発達の基礎でもあります。しかしそのほとんどは脳の発達に伴って自然と消滅していきます。
新生児期に見られる原始反射
・把握反射
把握反射は、赤ちゃんの手のひらを刺激するとぎゅっと握り返してくれる反射動作です。産まれてからすぐから見られる反射で、生後3~4か月で自然に消失します。軽く手のひらにトントンと刺激を与えると見られることが多いです。握り返してくれると嬉しいですよね。
・口唇吸啜反射
口唇吸啜反射は、赤ちゃんの口にものを入れると繰り返し規則的に吸い付く反射のことです。これも出生後すぐから見られ、生後6~12カ月で消失します。赤ちゃんの唇に軽く指を触れるだけでも見られますよ。赤ちゃんが産まれてすぐにおっぱいや哺乳瓶を吸って飲むことができるのはこの反射のおかげです。
・モロー反射
モロー反射は、寝ている時などに大きな物音がすると、手や足をびくっと震わせ、手がバンザイのように上がる反射です。小さな刺激でもおこるため1日に何度も見られます。出生後すぐから反応が見られ、生後3~4か月で自然に消失します。
・自動歩行
自動歩行は、足の裏が床などの平面に触れると、両足を前後に出して歩くような動作を見せる反射のことで、「歩行反射」とも言われます。出生時にすぐに見られることが多く、生後2~3か月で自然に消失します。
新生児期の思い出に
原始反射は赤ちゃんに生まれつき備わったものであり、ほとんどが出生後すぐから反応が見られ、生後数か月で自然に消失することが特徴です。そのため、気が付けば反射をしなくなっている、といったこともしばしば起こります。反射であることから見られるタイミングが難しいものもありますが、写真や動画に残すことをおすすめします。成長した赤ちゃんと一緒に振り返ると、なんとも愛おしい気持ちに包まれます。