ベビーサインを知るメリット
手指の発達に繋がる
手は「第二の脳」とも言われ、手指の運動が脳に影響を与えるとされています。子どもの発達を促すために、指先を使えるおもちゃを用意したり、手遊びをいっしょにしたりします。さらにベビーサインを取り入れたことで、手指を使う機会が増え、様々な動きができるようになっていきます。
0歳後半の頃にはミルク『ミルク』『もっと』といった気持ちを、グー・パーなど、簡単な動きをメインにサインを見せるようになりました。
例えば『ミルク』だと片手をゆっくりグー・パーします。
ベビーサインは1日中、場所を問わずすることができます。その繰り返しの動きが手指の発達に繋がり、ひいては脳への刺激にもなっていると考えられています。
自分の気持ちを伝える手段の1つになる
乳児期はまだ口や舌、喉の機能が未発達のため上手に喋ることはできません。しかし、もう既にいろんなことを考え、感じています。たくさんの想いをもっているのに、伝える手段がないのはもどかしいですよね。そんな時に活躍してくれるのがベビーサインです。ベビーサインを使って、自分の想いがパパやママに伝わることで、赤ちゃん自身の心の安定にもつながります。
実は、ベビーサインを意識していないみなさんも、子どもと接する中で自然と取り入れているサインがあります。それは、『抱っこ』して欲しいと両手を前に伸ばすポーズです。このポーズをすると「抱っこして欲しい!」という気持ちが伝わって抱っこをしてもらえると、教えなくても自然と多くの子どもがするしぐさです。
ベビーサインを続けていると、1歳ごろには表現できるベビーサインも増え、『水(飲みたい)』『おやつ(食べたい)』『帽子(外に行きたい)』というサインを使って、子どもから気持ちを伝えてくれるようになります。
例えば、子どもが食事をしているときに、「『もっと』食べたいの?」とベビーサインをしながら尋ねることで、『もっと』ほしいとサインを返してくれます。日中不機嫌だなと思った時に『おやつ』のサインでお腹が空いたことを教えてくれたり、夜にぐずりながら目が覚めた時は、【水(飲みたい)】とサインで教えてくれたりするなど、ベビーサインがあることで「なぜ泣いているのか分からない…」という場面を減らすことができたと感じています。
他のママさんのエピソードでは、耳を触りながら『痛い』のベビーサインをしているので、中耳炎に気づくことができたそうです。子どもたちの健康管理にも役立っています。
何気ない瞬間がもっと楽しくなる
散歩中に子どもがするベビーサインには『葉っぱ』『犬』などがあります。ベビーカーでお散歩をしていると、見ているものをサインで教えてくれて「ほんとだ!葉っぱがあるね」「犬がいるね」といっしょに会話を楽しむことができます。
サインを発信し、それに答えてもらえたとき、子どもはとても嬉しそうな顔をしてくれます。ベビーサインが親子のコミュニケーションを楽しむ土台作りになっていると感じています。ベビーサインがあることで子どもの世界(気持ち・見ている物・想いなど)を共有する楽しさ・嬉しさをみなさんも感じることができるのではないでしょうか。ぜひ簡単なことから試してみてください。